バンコクの基本ガイド
by マーク・イヴリー
賞の受賞歴を持つアジア専門のジャーナリスト兼写真家、マーク・イヴリーは、『ナショナルジオグラフィック』、『ニューヨークタイムズ』、『エスクワイア』などに執筆してきました。
方角を知る
140年以上前にオープンしたホテルの伝統的な雰囲気を保つため、その昔「ニューロード」として知られていたエリアはバンコクでも最も多彩で興味深いエリアとなっています。マンダリン オリエンタル バンコクの壮麗な正面玄関から徒歩ですぐの場所に、仏教寺院ワット スアン プルー、ハルーン モスク、アサンプション大聖堂(築約200年)があります。バーンラック区は現代バンコクの中心地。アジアの首都の中で最もおもてなしの精神にあふれたこの街のカラフルなストリートライフが凝縮されています。
心に栄養を
マンダリン オリエンタル バンコクは、タイの首都にある他のどのホテルよりも古き良き時代の魅力にあふれています。バンコクの昔の住人、サマセット・モームやジョゼフ・コンラッドと腕を組んで歩いてもおかしくないかのような気分にさせてくれるでしょう。旧税関ビルの崩れかけたレンガは、まるでジャングルブックの背景のように川岸を彩ります。ほんの数メートル先には、美しく復元されたネオクラシック様式のOPプレース ショッピングセンターとOPガーデンのショッピング アーケードがあり、アンティークショップ、ギャラリー、デザイナーブティック、高級テーラーなどが並んでいます。OPガーデン内のセリンディア ギャラリーでは、毎月国内外の芸術家の展示会が開催されています。
地元の人のようにショッピング
リパオ アンティーク アンド スーベニアおよびチベットハウス(どちらもOPプレース内)には、アジア全域からのアンティークや貴重品が揃います。高品質のシルク製品をお求めなら、ソフィア タイシルクへ。シャツ、スーツ、ドレスなどを24時間以内で仕立ててくれます。ホテルから徒歩10分の場所には、シックなリバー シティ ショッピング コンプレックスがあります。またシーロム ロードのショッピング街では、大手ブランドのアウトレットの前に多数の小さな屋台がひしめき合っています。
バンコクならでは…
「140年以上の歴史を誇る、マンダリン オリエンタル ホテルの中でも特にその美しさが際立つ当ホテルは、数多くの文学や歴史的記述に取り上げられており、チャオプラヤ川観光の拠点として最適です。専用ロングテール ボートでのリバークルーズは、何度乗っても飽きることがありません。ホテルの船着き場からバンコクの旧市街に向かってわずか20分ほど行くと、ワット アルン、王宮、王室御座船博物館など、数々の歴史的建造物が見えてきます。途中に数多くある公共の船着き場で降りて、賑やかな花市場やアートギャラリーに沿って散策もできます。バンコクの遺産を1~2時間で堪能するのに、これほどアドベンチャー満載で魅力的な方法は他にありません。
グレッグ・リデル、マンダリン オリエンタル バンコク総支配人
注目の観光スポット
トゥクトゥクまたはタクシーで20分ほど行くと、世界的に有名な王宮の姿が見えてきます。王宮およびワットプラケオ(王室専用寺院)は混雑するため、午前8時の開館直後に訪れるのが一番です。一方、角を曲がってすぐのワットポーでは、タイ仏教の考え方の中核をなすスピリチュアリズムをより穏やかに体験できます。マンダリン オリエンタル バンコクでは、サトーン船着き場の通勤ボートまでお連れするボートシャトルサービスを無料で提供しています。船着き場からは、街の大動脈チャオプラヤ川の景色をご堪能いただけます。
到着を祝って乾杯
ほんの数ブロック川上にあるザ ネバーエンディング サマーでは、バンコクでトップクラスのバーテンダーが作り出す魔法を味わえます。タイのおしゃれな若手芸術家やデザイナーたちが集う、クールなリバーフロントの夜の遊び場です。もう少し大衆向けの雰囲気をお求めなら、南に2ブロック行ったところにある、ロビンソン デパート裏の酒場のひとつに入ってみませんか。ここは、タイのビジネスマンたちが忙しい1日の後にリラックスしに来る場所です。
くつろぐ時間を作りましょう。
くつろぐ時間を作りましょう。
スパ&ウェルネス
マンダリン オリエンタル バンコクのオリエンタル スパでは、「オリエンタル オーガニック ジャーニー」からアーユルヴェーダ、質の高い伝統的タイ式マッサージまで、バラエティに富んだトリートメントをご用意しています。(別のストレス解消法をお探しなら、ムエタイに挑戦するチャンスもあります。)ホテルの外でのストレス解消なら、ロングテール ボート乗り。時にはリラックスというよりはローラーコースターに近い感覚を味わうこともありますが、バンコクの「バイユー」地域の狭い水路を過ぎると、脈拍が下がっていくことでしょう。ここには、伝説的な「天使の都」バンコクからは想像できない田舎のライフスタイルがあります。
続きを見る極上のお食事
ホテルのシャトルで川を渡り、スパンニガー テタンジェ クルーズにぜひご参加ください。「王なる川」からの景色を堪能しながらタイの家庭の味をふんだんに味わえるダイニング体験です。
タイムトラベル
現在はマンダリン オリエンタル バンコクとなっているザ オリエンタルはもともと1876年に建てられ、豊かな歴史を持っています。タイがシャムと呼ばれていた時代の最初のラグジュアリーホテルとして名を馳せましたが、金持ちのシルク商人(兼米国秘密諜報員)ジム・トンプソンが過去にオーナーであったことはほとんど知られていません。
続きを見る最後に
サトーン船着き場から10分ほど川下へ行くと、1,500店のショップと40店のレストランを擁する、埠頭を改修した複合施設アジアティークにたどり着きます。ここは1日か2日、夕方の時間を過ごすのに最適の魅惑的な場所です。