香港

香港の基本ガイド

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by キャシー・アダムス

キャシー・アダムスは香港在住の旅行ジャーナリストで、キャセイパシフィック航空機内誌『ディスカバリー』の副編集者でもあります。彼女の記事は『エスカピズム』『インデペンデント』『サンデー タイムズ トラベル』『ガーディアン』などに掲載されています。

方角を知る

香港では物事が非常に速いスピードで進みます。そのため、ついて行くには、文字通り走らなければなりません。ビクトリア湾を見晴らすマンダリン オリエンタル 香港は、アジア一の被写体である街並みを探索する出発点として最適です。トレーニング・シューズのひもを締めて、摩天楼の下のジョギングコースを走りましょう。

心に栄養を

香港の中心部には、一流アートギャラリーがひしめき合っています。多くは白壁の正面のペダー ビルディング内に位置しています。ガゴシアンパール ラムリーマン・モーピンなどの支店をぜひ覗いてみましょう。近くには堂々たるたたずまいの中国農業銀行があり、その1階にはコンテンポラリーアートのギャラリー、ホワイト キューブがあります。香港の海事の歴史に興味をお持ちの方は、時間を取って香港海事博物館を訪れましょう。その周辺にある香港最古の植民地時代の建物、茶具文物館も一見の価値があります。ここは、かつて香港に駐在していたイギリス軍司令官の公邸でした。展示物に加え、実演、お茶のおもてなしのクラス、中国の茶文化を促進する講義なども開かれます。

地元の人のようにショッピング

香港は、世界有数のショッピング天国です。中でも最高のショップは街の中心部に集中しています。マンダリン オリエンタル 香港の通り向かいには、数々のブティックやライフスタイルショップを擁するプリンスビルがあります。中でもスマートな書籍や文具の大型店舗ブッカジン、中国風の美学を取り入れたモダンな高級衣服店ブラン ド シネ、香港最古の宝石店の一つワイ キー、そして上海発の高級メンズテーラーのアスコット チャンなどが注目に値します。クイーンズロード セントラルの後ろに位置するラン ストリートは、高級ショッピング通りとしての評判を確立しつつあります。クリスチャン ルブタン旗艦店、イタリアの靴メーカーのジャンヴィト ロッシ、コンテンポラリーなストリートウェアや斬新なファッションを揃えたD-モップ中環支店を訪れたり、遊び心たっぷりのショーウィンドウを眺めてみませんか。男性ならJ.Crewメンズもお気に召すでしょう。

https://photos.mandarinoriental.com/is/image/MandarinOriental/dmo-mohkg-concierge

香港ならでは…

「スーツが至急必要になったときは、バーリントン アーケードのサムズ テーラーへ行きましょう。40年以上にわたり、マヌ(最近は息子のロシャンも)は香港で「24時間スーツ」を作り続けています。著名人の過去の顧客にはジョージ・ブッシュ、ビル・クリントン、チャールズ皇太子、マーガレット・サッチャー、パヴァロッティ、マイケル・ジャクソンなどがいます。」

ピエール・バルト、マンダリン オリエンタル 香港総支配人

極上のお食事 

マンダリン オリエンタル 香港では、非常に幅広い高級ダイニングオプションをご用意しています。ミシュラン1つ星を獲得している、ピエール・ガニエールの名を冠したフランス料理レストラン。香港のパノラマビューを一望する、ミシュランの星を獲得しているこのレストランは、そのデリケートな料理もさることながら、インテリアも同様に印象的です。 

しかし香港では、ミシュランの星にふさわしい料理は、白いテーブルクロスが掛けられたダイニングルームでのみ提供されるとは限りません。湯気が立ち上るセイロを乗せたトロリーで運ばれる熱々のシュウマイやエビ餃子を含む街で絶品の点心は、ホテルからたった徒歩5分のシティホール内にあることを地元住民はよく知っています。近くのウェリントン ストリートには、ミシュランの星を獲得している、またはミシュラン推薦のレストランが数軒あり、手頃な値段で麺類や餃子を食べられます。人気なのはマークス ヌードルズ、そしてジューシーな北京餃子の店、王府などです。

タイムトラベル

91mの高さを持つマンダリン オリエンタル 香港は、1963年のオープン当時は香港島で一番高い建物でした。その後、さらに西に高さ415mの国際金融中心(IFC)が建ち、その座を奪われました。このビルには「香港の指」という、あまり格好良くないニックネームが付いています。

注目の観光スポット

マンダリン オリエンタル 香港の周辺には、いくつかの印象的な建物がありいます。ジェンガゲームのような形をしたサー・ノーマン・フォスター設計のHSBCビルはI・M・ペイ設計の中国銀行タワーを見下ろすように建っていますが、中国銀行タワーは風水に基づきライバル銀行の建物に悪い気を反射させるようデザインされています。近くの皇后像広場内に、この二つの建物に挟まれるように建っているのは、ネオクラシック様式の元立法会大楼です。ここは1985年まで香港の最高裁判所でしたが、現在は土地の少ない香港で静けさを保っている貴重なスペースとなっています。

香港の街並みを一望するならば、香港の最高峰の一つでタクシーで簡単に行けるビクトリア ピーク。または1888年から運航し、街を象徴する緑と白のスターフェリーで港を渡って九龍島から眺めましょう。

到着を祝って乾杯

マンダリン オリエンタル 香港はお客さまの喉の渇きを癒します。25階のMバーはきらめく景色、ダークウッドのアクセント、街のスピリットを反映するかのように東洋と西洋の材料を織り交ぜて作ったカクテルなど、香港らしさが詰まったバーです。

一風変わったコンセプトのアイアン フェアリーズは、1万羽の本物の蝶が天井からぶら下がっている、斬新ながらも居心地の良いスペースです。石畳のポッティンジャー ストリートのそばにあり、カクテルリストはニューヨークのミクサルタント(ミクソロジストとコンサルタントの合成語)ジョセフ・ボロスキーが作成しています。

くつろぐ時間を作りましょう。

くつろぐ時間を作りましょう。

スパ&ウェルネス

1930年代の上海を思い起こさせる、複数の賞に輝くエレガントなザ・スパ・アット・マンダリン オリエンタルは至福の時間への近道。スパを代表する、4本の手によるオリエンタル ハーモニー マッサージでリラックスしましょう。長いフライトの後、この活気あふれる大都会に降り立った方に最適です。香港の街中の公園は、都会と自然との容易な分離という、香港のよく知られた一面の典型的な例です。広大な香港公園の敷地内には、600種の鳥類(東南アジアの固有種も含まれます)が生息しています。一方、ウォーターフロントに位置する添馬公園は、目を見張るような湾と摩天楼の絶景が自慢です。

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最後に

香港中環は非常にダイナミックですが、あくまで街の一部にすぎません。中環碼頭からフェリーに乗って近郊の島々を訪れませんか。ヒッピーなラマ島や山岳地の多い大嶼島へ向かったり、赤い帆がはためく豪華な木のジャンク船アクア ルナに乗ってクラシックな船旅に出かけましょう。