ロンドン

ロンドンの基本ガイド

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by アイアンシー・バット

アイアンシーは、旅行やラグジュアリーに関する注目トレンドを発信する、ロンドン在住のジャーナリストで、『コンデナスト トラベラー』、『ブライズ』、『サンデー タイムズ』、『インデペンデント』ブリティッシュエアウェイズの『ハイライフ』などに記事を執筆しています。

方角を知る

マンダリン オリエンタル ハイドパーク ロンドンは、スローン ストリートのチェルシー方面とサウス ケンジントンへ続くブロンプトン ロードという、ナイツブリッジで最もスマートなストリートの交差点に位置し、シックな人たちが集う場所となっています。ここでは、ロンドンの敏腕ビジネスマンたちがカキ料理を食べながら商談をまとめ、トレンディな都会っ子たちがファッション界のエリートのアイテムが飾られたショーウィンドウを眺め、地元住民がシャネルのハンドバッグを片手にソーセージドッグをほおばる姿が見られます。モトコーム ストリート沿いに並ぶおしゃれなカフェのテラス席は、街並みを満喫するのに絶好の場所です。ファイン チーズ カンパニーの手作りチーズのスライスやロココのクリーミーなホットチョコレートとともにお楽しみください。

心に栄養を

サー・ロイ・ストロングが「巨大なハンドバッグ」と表現した、サウス ケンジントンのヴィクトリア アンド アルバート博物館には、装飾アートとデザインのコレクションを所蔵する、目を見張るようなギャラリーが11km以上にわたって並んでいます。精巧なデザインのイラン製カーペットやチャールズ・ディケンズの『オリバー・ツイスト』の手書き原稿をはじめ、各室に興味深い作品が数多く展示されています。アマンダ・レヴェットがデザインを手がけた、新しいエキシビション ロード クオーターの中庭を通って入館しましょう。夜のお出かけならロイヤル コートへ。ここはロンドン屈指の劇場の一つで、サミュエル・ベケットをはじめとする多くの劇作家の登竜門です。有名芸術家から新進気鋭の写真家まで、幅広い種類の作品を展示するサーチ ギャラリーも刺激的です。

ビクトリア アンド アルバート博物館

V&Aは世界最大の装飾アートとデザインの博物館です。写真提供 Hufton and Crow

ビクトリア アンド アルバート博物館

V&Aの常設展示作品数は5,000年前から現代まで、450万点を超える数を誇ります。

サーチ ギャラリー

マハ・ムーラ『無題』、サーチ ギャラリーに展示 写真:スティーブ・ホワイト

サーチ ギャラリー

サーチ ギャラリーはチェルシーのヨーク公邸跡にあります。写真提供 Matthew Booth

地元の人のようにショッピング

ホテルのウォークオーバーを利用して、高級デパートのハーヴェイ ニコルズでイメ―ジチェンジしませんか。60分または90分のスパトリートメントを受けられるだけでなく、ウェルカム ビューティ グッズ入りバッグももらえます。ここに限らず、ブロンプトン ロードとその周辺はいつも素敵なデザインにあふれています。ハロッズは、ホテルからわずか徒歩5分の距離にあります。スカンディアムミントでは、インテリアのインスピレーションを得られるでしょう。すぐ先にあるスローン ストリート沿いには、フェンディ、トム フォード、ジミー チュウ、ブードルズなどエレガントなファッションで知られる有名ブティックが並びます。ホテルはロンドン中心部のすぐそばにあるため、メイフェア地区のニュー ボンド ストリートやサヴィル ロウの最高級テーラーへも気軽にお出かけできます。しばらくコヴェント ガーデンを訪れていないなら、ぜひご注目を。以前は少々上品さに欠けていたこの場所は、現在バーバリーやバブアーといったブランドショップ、話題のビューティショップなどが立ち並ぶ、流行りのホットスポットに変身しています。

注目の観光スポット

ロンドンは徒歩で巡るのが一番。ナイツブリッジの西側には、オペラ好きの方に人気のロイヤル アルバート ホールがあります。このホールが建設された1860年代当時、ガラス張りの巨大な鉄の屋根は、支えのないドーム型屋根としては世界最大でした。現在でも、その美しさには圧倒されます。壮麗なゴシック リバイバル様式の上部建造物が見事なサウス ケンジントンの自然史博物館も、街を象徴する建物です。ホテルから東へ向かい、グリーン パークの中を通り、王室ゆかりのバッキンガム宮殿とウェストミンスター寺院を過ぎると、サウス バンクにたどり着きます。ここではテート モダンやセント ポール大聖堂、レンゾ・ピアノ氏が手がけたシャードなどの歴史的建造物が見られます。シャードの尖った先端は、その昔テムズ川を通行していた背の高い船のマストにヒントを得たものです。

https://photos.mandarinoriental.com/is/image/MandarinOriental/Nigel-Bowen-BW

ロンドンならでは…

ハイドパークに堂々とたたずむウェリントン アーチには、秘密があります。1883年以来、支柱の一つがロンドン最小の警察署として使用されていたのです。1950年代には閉鎖されましたが、20年ほど前にイングリッシュ ヘリテッジにより展示スペースとして改修されました。現在何が展示されているか、覗いてみるのもいいでしょう。過去には、古代エジプトやストーンヘンジに関する展示が行われています。

ナイジェル・ボウエン、ヘッド コンシェルジュ、マンダリン オリエンタル ハイドパーク

到着を祝って乾杯

まずは、最近エレガントに改装された、ナイツブリッジに面したホテルの客室でシャンパンをいただきましょう。お次は、ニューヨークにある有名なバー ブリュのロンドン店へお出かけください。温かみのある木目のインテリアとおしゃれな赤いレザーの長椅子でまとめられた店内は、シックなパリのビストロを思わせます。スターシェフ、ダニエル・ブリュが指揮を執るこのバーは、ブリュ氏の出身地リヨンとその周辺地域で生産された厳選されたワインを楽しめます。

多くのカクテルバーがオープンしては消えていきますが、シェフのリチャード・コリガンと定評あるニューヨークのバー、デッド ラビットの仕掛け人たちとのコラボとあれば、注目しないわけにはいきません。その結果としてメイフェアに誕生したディッキーズ バーは、豪華な狩猟小屋スタイルの内装が施され、スコッチにコリアンダーを加えたものなど植物の隠し味を加えたエッジの効いたカクテルが供されます。

くつろぐ時間を作りましょう。

くつろぐ時間を作りましょう。

スパ&ウェルネス

ハイドパークの隣に建つホテルに泊まるメリットは、決して退屈させない最高の裏庭を満喫できることです。なだらかな芝生が広がる閑静なダイアナ妃記念噴水に足をつけたり、サーペンタイン ギャラリーの優れたアート作品を鑑賞したり、ゆったりとボートを漕いだり、馬を借りて乗馬を楽しんだり。屋外をたっぷり堪能した後は、ホテルの「イングリッシュ ローズ ジャーニー」スパトリートメントでおくつろぎください。施術にはバラのエキスを注入した湿布によるマッサージ、エッセンシャルオイルを使った頭皮マッサージが含まれます。その後ベッドに直行すれば、気分は天国。

極上のお食事

ミシュラン星獲得レストランの数々、世界のベストレストラン50の生涯功績賞受賞、ブラウン ブレッド アイスクリーム。料理界の鬼才ヘストン・ブルメンタールの偉大さは、留まるところを知りません。マンダリン オリエンタル ハイドパーク ロンドン内のミシュラン2つ星を獲得したディナー バイ ヘストンによる伝統的なイギリス料理は、極上の味わいで、ミート フルーツなど多くの料理がモダンクラシックとして評価されています。その近くにはズマがあり、品質にこだわるシェフが最高級のお寿司を提供しています。メイフェアで著名人と魅力的な小皿料理を見つけるなら、イザベル

極上のお食事

マンダリン オリエンタル ハイドパーク ロンドンのディナー バイ ヘストン・ブルメンタールでブラウン ブレッド アイスクリームをご賞味ください。写真:John Blackwell

極上のお食事

マンダリン オリエンタル ハイドパーク内の高級レストラン、ディナー バイ ヘストンで食のアドベンチャーに出かけませんか。

極上のお食事

メイフェアのイザベルでエリートたちと肩を並べましょう。

極上のお食事

イザベルで、ミニピザや豪華な小皿料理をご賞味ください。

タイムトラベル

A・A・ミルンは、息子のクリストファー・ロビンがハロッズのおもちゃ売り場で買ったテディベアと遊んでいるのを見て、くまのプーさんのストーリーを思いつきました。この、はちみつが大好きなくまのキャラクターは、ミルンの家族がロンドン動物園でよく見たクマにちなんでウィニーと名付けられました。

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最後に

‘地元’で1杯飲むことほど‘ロンドン’らしいことはありません。アルフレッド・テニスンは伝統的なエール、愉快な雰囲気、極上のサンデーローストで有名な、地元の人気レストランです。

ロンドン一の緑地

ハムステッド ヒース

ハムステッド ヒースはロンドンっ子が街の喧騒から離れたい時に行く場所です。写真:Getty Images

グリニッジ パーク

グリニッジ パークには世界有数のミュージアムが数多くあり、居心地の良い緑の敷地が広がります。写真:Heiko Sell / EyeEm, Getty Images

サーペンタイン レイク

ボートを借りて、ハイドパーク内のサーペンタイン レイクを満喫。写真:Alex Sagre, Getty Images

リージェンツ パーク

リージェンツ パークは1年中いつ訪れても楽しい、必見のスポットです。写真:Dan Kitwood, Getty Images

リッチモンド パーク

ロンドンとは思えない風景。リッチモンド パークでは赤シカに出会えます。写真:Arturasker, Getty Images