ジョイス・ワンのデザイン詳細

新しくなったマンダリン オリエンタル ハイドパーク、ロンドンの気の利いたタッチにご期待ください。


バイ ドミニク・ルーティエンズ
ドミニク・ルーティエンズは「ヴォーグ」「フィナンシャル タイムズ」「エル デコ」などの雑誌にインテリア関連の記事を掲載しています。著書には「Living with Mid-century Collectibles」などがあります。

 

マンダリン オリエンタル ハイドパーク、ロンドンは現在、その115年の歴史の中で最も大規模で大胆な改装工事を実施中です。有名デザイナー、ジョイス・ワンが考案した新しいインテリアは、ホテル隣に広がるハイドパークの自然環境と王室のルーツを反映しながらも、コンテンポラリーで光あふれるものとなっています。ワンは彼女の最後の仕上げの背景にある考えについて説明してくれました。改装をじかに体験するには、今すぐご予約ください。ジョイス・ワンのインタビュー全文はMOマガジンでお読みください。全マンダリン オリエンタル施設の客室に備えております。

ラッフリング フェザー

ワンは公園でアヒルを見たとき、羽根をモチーフだけでなく装飾ツールにも使うアイデアを思いつきました。ベッドルームのヘッドボードの上に飾られた金箔のミラーアートには羽根の形のステンシルが使われています。また、1920年代の羽根の絵柄を採用し、スイートのシルクで覆われたフレーム付き壁パネルのパターンを作りました。このパターンは、モチーフの間のネガティブスペースを銅の葉で飾ることで、より豪華に表現されています。

読書リスト

ワンはまた、書棚に単なる小道具ではない、厳選された古い学術書のコレクションを並べ、居心地よく学術的な雰囲気を創出しています。メイフェア地区の書店、ヘイウッド ヒルから調達した書籍は、ロンドンの歴史、政治、王室、植物、ジュエリーなど多岐にわたります。一部の本は客室の名前にも関連しています。たとえばウォレス スイートは自然主義者で探検家だったアルフレッド・ウォレスに敬意を表して名付けられています。彼は自然淘汰による進化論に関する論文をチャールズ・ダーウィンと共著しています。これはホテルの環境にも関連しています。東南アジアを旅したウォレスは、いくつかの植物を持って帰りましたが、その一部は現在もハイドパークに育っています。

外部の影響

ワンは、ハイドパークの移り代わる景色のさまざまな顔にヒントを得てラグのパターンを考案しました。「パターンは木々が落とすドラマチックな影、葉が落ちる様子、池や湖に反映して揺らめく光などの自然の事象に基づいています」とワンは語ります。

王室の言及

真ちゅう製のアンティークのシカやアヒルの置き物が書棚やデスクにたくさん置かれています。これはハイドパークがヘンリー8世の猟場だったことにちなんでいます。ワンは「これらの置き物で、その昔公園に生息していた動物たちを称賛したかったのです。公園の歴史への賛美ですね」と語ります。公園はまた、ウィリアム3世が造成した砂の道、ロットン ロウでも有名です。この道は現在も乗馬道として高い人気を保っています。公園と馬との関係を考慮し、ワンは天井に取り付けた照明に馬の毛を取り入れてオリジナルに仕上げています。客室の間の通路で探してみてください。

エドワード王朝の壮麗さ

ホテルの建物に息づくエドワード王朝のルーツは、おとぎ話に出てくるようなロマンチックな小塔に位置するスイートに保存されています。これらの部屋は六角形のフロアと高くそびえる天井を誇ります。ワンは紛れもない英国風の家具を置くことで、その壮麗さを引き立てました。「ふかふかのベルベットで覆われた深いクラブチェアと、渦巻き型のエッジのソファを選びました」と彼女は説明します。 

たっぷりの光

ワンはゲストルームを光で満たし、目立ちすぎる家具を避けて薄い色、さらには透明な素材を選ぼうと決意していました。「より先進的で明るい家具を作るため、重いベースのものは避け、透明なアクリルと金属の組み合わせを選びました」と彼女は語ります。「また、ブロンドウッドを使って部屋をより明るく見えるように工夫しました。」

魅惑のプラン

当ホテルの魅力いっぱいのパッケージから選んで予約して、ご自分の目で改装後の客室の魅力を確かめてください。ロンドンへのご旅行は、今がチャンスです。

インテリアデザイナーのためのロンドンショッピングガイド

ジョイス・ワンは、首都ロンドンの、最高級の店頭に囲まれるマンダリン オリエンタル ハイドパークで進められている改装を指揮しています。